おはようございます!朝時間アンバサダーの美帆子です。
最近、スクイーズ集めに夢中になっています。スクイーズとは、握ったり触ったりして感触を楽しむおもちゃのこと。形状はボールやキャラクター、食品を模したものなど、様々な形状・感触のものが揃っています。個人的には弾力のあるものが好み。ギュッと握るとストレス解消になるので、在宅勤務中にこっそり握っています。100円ショップで気軽に手に入るので、おすすめですよ。
さて、今日ご紹介するのは、「Alaska zwei(アラスカ ツヴァイ)」。田園都市線・池尻大橋駅より徒歩9分、東急東横線・中目黒駅より徒歩11分の場所に佇むカフェです。
池尻大橋 アラスカ ツヴァイ 外観

「Alaska zwei(アラスカ ツヴァイ)」という店名の由来

元々この場所には「アラスカ」というカフェがあり、現オーナーはお客さんとして足繁く通っていたそう。
しかし、その「アラスカ」がお店を畳むことになり、ぜひ居抜きで使ってもらいたい、という前オーナーからの声掛けをきっかけに、「Alaska zwei(アラスカ ツヴァイ)」としてお店を再オープンすることとなりました。
「ツヴァイ」とは、ドイツ語で「2」を意味する言葉。「アラスカ」の想いを受け継ぎ、第2章へと歩みを進めていく。前オーナーへのリスペクトと、未来への想いが伝わってくる店名です。ちなみに、なぜ店名にドイツ語の要素を加えたのか気になったので調べたところ、海外に行く機会の多かったオーナーが、特に影響を受けた場所がベルリンだった、ということが由来しているようでした。
アラスカ ツヴァイ 店内

ずっとここにいたくなる、居心地の良い店内

座席数はテーブルとカウンターあわせて18席。お洒落でありながら、肩肘張らずに寛げる空間。許されるならば、何時間でもここにいたくなってしまいます。
アラスカ ツヴァイ 店内 テーブル席
テーブルや窓硝子の質感、椅子の風合い、飾ってある絵…どれをとっても、ため息が出るようなセンスの良さを感じます。
アラスカ ツヴァイ 店内 テーブル席
全席に荷物を入れるカゴが設置されている配慮もありがたいです。
アラスカ ツヴァイ 店内 カウンター席

世界中の人が、誰でも楽しめる食空間を

「様々な文化や環境で育った世界中の人が、こころの垣根なく楽しめる食空間」を実現したいという理由から、「Alaska zwei」は100%ヴィーガン。動物性食品は一切使わずに調理をしています。
店頭に並ぶパンや焼き菓子も全てヴィーガン。卵や乳製品を使わずに作られているなんて、見た目からは全く想像もつきません。
アラスカ ツヴァイ フォカッチャ
アラスカ ツヴァイ マフィン
アラスカ ツヴァイ 焼き菓子
店頭には、パンや焼き菓子のほかに調味料や玄米、コーヒー豆、そして日本では入手しにくいカナリア諸島のお塩など、興味深い製品もずらりと並んでいます。
アラスカ ツヴァイ 店内販売
アラスカ ツヴァイ カナリア諸島の塩
アラスカ ツヴァイ 醤油
これらは一部、オンラインストアからも購入可能だそうです。

大人気のヴィーガンモーニング

モーニングメニューは、オープンの9時~11時30分までオーダーできます。メニューを目にした瞬間、パッと目に入ってきたのが右上。

この「ヴィーガンヨーグルトボウル」(980円)が気になり、店員さんにお尋ねしたところ、8月末までの限定モーニングメニューとのこと。限定という言葉にすこぶる弱い私は、即決でオーダー。ドリンクはコーヒーかルイボスティーから選べたので、アイスコーヒーにしました。
アラスカ ツヴァイ モーニングメニュー ヨーグルトボウル
待つこと8分、「ヴィーガンヨーグルトボウル」とアイスコーヒーが運ばれてきました。
アラスカ ツヴァイ モーニングメニュー ヨーグルトボウル アイスコーヒー
なんとも涼やかな組み合わせ。夏らしい爽やかなブルーの器には、ヨーグルト、ブルーベリー、ラズベリー、グラノーラが入っています。
アラスカ ツヴァイ モーニングメニュー ヨーグルトボウル
グラノーラはお店で作っている自家製のもの。メープルシロップの甘み、そしてザクザク食感がクセになります。無花果やナッツがゴロッと入っていて食べ応えがありました。
アラスカ ツヴァイ 自家製グラノーラ
1つだけ気になったのは、ヨーグルト。ヨーグルトって乳製品だったような…?ですが、一口頂いて気づきました。このヨーグルトが、フジッコの「まるごとSOY カスピ海ヨーグルト」であることに。
アラスカ ツヴァイ モーニングメニュー ヨーグルトボウル
とはいえ勘違いだったら申し訳ないので店員さんに確認したところ、やはりそうでした。
アラスカ ツヴァイ まるごとSOY カスピ海ヨーグルト
実はこちら、過去に別のコラムでも触れたことのある大好きなヨーグルト。乳成分はフリー、大豆をベースとしたをまるごと使ったヨーグルトなのでとてもクリーミー。リニューアルしてさらに食べやすくなっていて、バナナやベリー、グラノーラとも相性抜群でした。
アイスコーヒーには、てんさい糖シロップとソイミルクが付いてきました。てんさい糖とソイミルクはコーヒーをほんのり甘く、優しい味わいにしてくれます。
アイスコーヒー
お食事を食べ終える頃には、すっかり店内は賑わっていました。10時過ぎから混み合ってくるので、モーニングの場合9時台に訪れるのがおすすめです。
ちなみに、世田谷代田には姉妹店の「Universal Bakes and Cafe」が、下北沢にはその2号店の「Universal Bakes Nicome」があります。こちらの2店舗も100%ヴィーガンとのことで、いつか行ってみたいと思います。
帰り際、テイクアウトメニューを思わず二度見。
Alaska zwei 店内メニュー
実を言うと、ヴィーガンについてそこまで知識のない私。ヴィーガンと聞くとどこか味気無さそうなイメージがあったのですが、このメニューを見てみると、カレーやタコライス、バインミー、豆腐カツサンド…想像よりずっとラインナップが豊富で、かつ、ボリュームのありそうなお料理が並んでいることに正直驚きました。もっとヴィーガンについて知っていきたいし、できる範囲で少しずつ生活にも取り入れていきたいなと思いました。
今回ご紹介した「ヴィーガンヨーグルトボウル」は8月末までの期間限定メニューですが、その他にもスープセットやグラノーラセット、その他単品メニューが揃っています。駅からはやや距離がありますが、お店周辺はお散歩が楽しいエリア。散策を楽しみつつ、足を運んでみてくださいね。
Alaska zwei ショップカード

Alaska zwei(アラスカ ツヴァイ)

住所:東京都目黒区東山2-5-7
営業時間:9:00~18:00
定休日:なし(※営業時間が変更になる場合があります。お店のInstagramにてご確認ください)
オンラインショップ:https://alaskazwei.theshop.jp/
Instagram:@alaska_zwei
営業時間、定休日、商品詳細等の最新情報はお店のホームページやSNSなどでご確認ください。
◆執筆者Instagram:@miho333
本連載は隔週金曜日でお届けします。

 

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