おはようございます! 整理収納アドバイザーのサチです。
この連載では、1日を快適に過ごすための片づけ術やヒントをお届けしています。仕事や家事や育児の息抜きにいらしてくださいね!
今回は、とあるお客様宅の収納実例とともに、本当に使いやすい理想の収納について紹介しますね。

使いやすい理想の収納とは?

【ポイント】重ねると見えにくい

食器棚
白点線で囲まれた部分をごらんください。
ここにはお客様が大切にしているトレーや茶托が重ねて収納されていました。
重ねると収納スペースの節約はできますが、ものは取り出しにくくなり、片づけるときも時間がかかります。
おもてなしが大好きなお客様のために、思い切って既存の収納にテコ入れしました。

【ポイント】一目瞭然収納

茶托やおぼんは引き出しに収納
何も疑わず食器棚に収納していたトレーと茶托たち、思い切ってキッチンから引越してリビングの引き出しに収納チェンジしました。
食器棚から引き出し収納に変えた理由は一目瞭然収納にしたかったからです。
茶托やトレーは引き出しに収納で一目瞭然
このようなトレーや茶托だけでなく、器やお茶碗なども重ねて収納すると全体像が見えにくくなります。
さらに、目的のものを取り出すときは、その上に載っているものを一度取り出さなければなりません。
忙しい調理中、そんなことしていられないですよね。
こうして上から俯瞰して見られるようにしておけば、目的のものを見つけやすくなり、それ以外のものが干渉することもありません。
忙しい人こそ、引き出しや扉を開けただけで、中のものたちが一度に視界に入るわかりやすい収納にしていきましょう!

【ポイント】適度に仕切る

茶托は適度に仕切って収納
一目瞭然収納にするときは、仕舞うものによっては適度に仕切るのがおすすめです。
この例では、トレーや茶托をジャンル分けするため、100円ショップのバスケット用仕切りを活用しました。
仕切ることでジャンルが混ざることなく、取り出すときにものの雪崩も防げます。
 
和のお菓子タイム
お客様宅でのお茶時間の様子です。
トレーや茶托を一目瞭然収納にしたことで、おもてなしの時の器や茶托選びがこれまで以上に楽しくなり、さらに、かなり時短につながったと喜ばれました!
一目瞭然収納は時短以上に暮らしの満足度アップにつながります。

まとめ

今回は一目瞭然収納について紹介しました。
収納スペースや家具によっては難しい場合もあるかもしれませんが、日々暮らしやすくするには一目瞭然収納を推します!
中身が全て見える収納にしておくと、目的のものをさがさなくていいので本当にラク。
収納内を点検して、一目瞭然収納に変えられないか、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
いつもご訪問いただきありがとうございます。片づけやすい環境づくりのことなど、Instagram(@iebiyori)のコメントでも質問をどうぞ!
☆この連載は【隔週金曜日】更新です。次回もどうぞお楽

 

Write A Comment